2015年3月31日火曜日

3/30 東京国際フォーラム LIVE PHOTO REPORT

ぎっしり5000人の歓声で
メラメラと燃え上がった、
ホールツアーのど真ん中、
東京国際フォーラム初日!
溢れ出す「熱」の応酬を繰り広げ、
休むことなく腕を振り上げ、
腹の底から声を張り上げながら、
大きく大きく大きく、ひとつになった!
最高のロックンロールショーの始まりだ!


熱を帯びる観客たちを嬉しそうに眺めながら。


ぎっしり埋まった仲間たちの顔を目に焼き付ける


 今日最高にいい天気だった。
朝起きたら、快晴、桜、満開じゃん!
春が過ぎたら、何が待ってるかわかる?
そう、富士山が待ってる。
みんなと富士に行くぞ!
ツヨシのギター演奏の凄まじさに、観客が息をのむ。


本気と本気がぶつかり混じり合って!




5000人の熱いエールに涙も汗も流れ落ちる。


おまえらと富士へ行くぞ!
ライブっていうのは、
みんなと俺で作るものだ。
ずっと数十年、
俺たちは少しずつ積み上げてきました。
そして大切な大切な
信頼というものを作ってきた。
霊峰富士でこの夏、
このエネルギーをひとつにして、
一緒に祈ろう、一緒に叫ぼう。
「幸せになりてえ!」
そんな思いで、叫ぼうぜー!

今日みんなに会えて、
心から感謝します。

ありがとう!!

2015年3月28日土曜日

3/27 ひめぎんホール LIVE PHOTO REPORT

5階までそびえる客席を人が埋め、ツヨシが叫ぶ!
来たよ、来たよー!会いたかったぞー!
今日で6会場目だ。
盛岡もすごかったけど、愛媛もすごいな!

いくぞいくぞー!

拳を上げろー! 天井を突き破れ! 日本の空を突き破れ!

あっという間に汗を噴き出し、熱気全開!



アコギを自在に操るツヨシに観客は釘付け。


ツヨシの目の前で拳を突き上げ喜ぶ観客たち!
熱い声援に燃えて、しなやかにジャンプ!

最高のJUMP、JUMP、JUMP!


おまえ、おまえ、おまえ! みんな最高だ!

俺たちの青空を、俺たちで作るぞ!

1階!2階!3階!4階!5階! 行くぞーっ!

来てよかった! みんなに力をもらったよ!

みんなありがとう! 富士で待ってるぜ!


8月22日、約束の地、富士のふもとっぱらで!

2015年3月25日水曜日

3/24 岩手県民会館 LIVE PHOTO REPORT



「ROAD TO FUJI」第5ラウンド、岩手県民会館。
小雪ちらつく盛岡だったが、
ホールはすぐに熱気で満たされた!
「行っくぞー!!!」
ツヨシのでっかい叫びとともに弾けた観客たち。
初っぱなからフルスロットルで拳を突き上げ、
ツヨシとともに突っ走っていく!
OK! 盛岡、最高だ!

軽やかなステップでいきなり汗をにじませて!

ツヨシの背中からも熱い熱気が立ちこめる!

ギターの競演をばっちりキメて、ピーターとがっちり握手!

やっぱり盛岡、すごいパワーだぜ!






まだまだ行くぞー、もっと行くぞー!!

おまえらに会いに来て、ほんとによかった!

霊峰富士に「幸せになりてえ!」って叫ぼう!

富士で待ってるぞー!!

2015年3月19日木曜日

3/17 ニトリ文化ホール LIVE REPORT





プロミストランド 〜約束の地〜。


ツアーがスタートして、4本目の会場は、富士山までの直線距離が、
約900Kmほどある北の大地北海道のニトリ文化ホール。
3月17日、まだ、街の中には、雪も残り日中の気温も10℃まで到達しない冬模様。


開場すると、約3年ぶりのライブを待ち望んでいた長渕ファンでみるみる客席が埋まってゆく。
熱い友情で結ばれている様に見える男友達、とても仲睦まじいカップル、お揃いのTシャツで揃えた女の子のグループ、
お揃いのタオルを肩にかけた親子、それぞれが、それぞれの思いを胸に秘めて、間もなく始まるステージを待ちわびている。
開演予定時刻の19時が近づくと、場内の熱気が、どんどん上昇してゆくのを感じる。
あちこちで沸き起こる手拍子、そして、力強いツヨシコール、観客全員が、早く会いたいという気持ちで、ステージを見つめている。

19時10分、観客のボルテージがピークを越えた様に感じた瞬間、全ての明かりが落ちて本日のロックンロールショーの幕が開いた。
全員総立ちで拳を突き上げて、長渕との再会を歓喜している。全員が、キラキラした瞳で、
ステージ上の一挙手一投足を心のファインダーに焼き付けている。
1曲目がスタートしてステージ上から放たれる重厚なバンドサウンドを従えた、
長渕の魂の叫びの力強い歌声が、観客を圧倒するが、すぐさま、それを受け止め歓声となってステージにぶつける。
すでに、ステージ上と客席が一体となっている。凄い熱量を感じる。とても、ライブがスタートしたばかりとは思えない光景だ。

「札幌まで来たぞ!外はちょっと寒いけど、この会場の中は、思いっきり燃えているよ。
会いたくて、会いたくて、会いたくて、此処に今、立ってます。」
この言葉を聞いた観客が、さらにヒートアップ。その後も、
「さっぽろー!!」「さっぽろ最高だぞー!!」「さっぽろのみんなとぶちかますうだよな‼︎」と何度も、この街の名前を叫んでくれた。
その都度、喜びを爆発させるオーディエンス。

アコースティックギター1本のパートでは、「今日は、めちゃくちゃ指が動きまっせ」と語り、
とても懐かしいナンバーを奏でると、会場全員で大合唱。長渕と札幌のオーディエンスが、
ここまで築き上げた信頼を証明する瞬間が、ここにある。

アコースティックギターのとても暖かい音色で、会場を包み込んでの優しい時間から、
一転して、重厚なロックンロールサンドが、再び会場に響き渡る。このレンジの広さとコントラストに圧倒される。
どっちも長渕剛なんだ。あっと言う間に本編のラストソング、
1曲目からラストまで、観客のボルテージは、トップギアをキープしたままだった。
「サンキュー 札幌!!」この言葉で、本編は終了した。

そして、アンコールに突入。圧巻は、約15分近くにまで及んだ、
このツアースタートの2日前に完成した新曲「富士の国」だった。
信頼という絆で結ばれた10万人と一緒にオールナイトを完走して、
目撃するであろう富士山の朝日を連想させる様なシャープな赤いライティングが、とても綺麗だ。

国旗が生まれた 日本の頂(テッペン)に陽よ昇れ!
霊峰富士の国の頂に 俺たちは生まれてきたんだ

札幌の観客が、初めて耳にする新曲の歌い出し、1語1語を噛みしめる様に聞き入っている。
それぞれが、約束の地、富士山に思いを馳せ、8月22日をイメージしている様に感じ取れた。
そして、気が付けば、天に向かって拳を突き上げ、皆んなが叫んでいる。
音楽の力をまざまざと見せつけられた瞬間だ。日本を元気にさせよう。
皆んなが幸せになれるよう。音楽のチカラで時代を変革させよう。
今の長渕剛のリアルを感じるこの壮大な楽曲に込められた決意。信じることができるのは、ロックンロール。

北の大地、北海道から、プロミストランド富士に向かって、1本の真っ直ぐな太い道が開通した瞬間だ。
ライブは、一期一会である。この瞬間を共有できた札幌のオーディエンスは、きっと多幸感に溢れていたに違いない。
あっという間に2時間20分が経過した。札幌の熱い夜。眩しい時間だった。

旅はまだまだ続く、ROAD TO FUJI


                    (文:EMI Records : 飯島覚)

2015年3月16日月曜日

3/14 富士ロゼシアター LIVE REPORT




【シンクロ。】



今回のツアーで、10万人の「約束の地」に最も近い、ロゼシアター。
雨模様だった天気は、ライブが近づくにつれて晴れわたり、いつのまにかホールの外から霊峰富士が豪快に見えた!


ホールの中はライブが始まる前から大騒ぎだ。
1階席の最前列から始まって2階席の最後方まで波打つウェーブ。
あちこちで競い合うように沸き起こる手拍子、コール。

男が大きく息を吸い、顔を少し上げて口元で掌を広げ、誰よりでっかい声で叫んだ。
「ツーヨーシー!!!」
それが街角なら、一帯の通行人がいっせいに振り向きそうなほどの大声。
その強い思いがシンクロして、ツヨシコールが巨大なエネルギーの塊になる。


一瞬、全ての明かりが落ち、暗闇が「始まり」を告げる。
弾けるように歓声が轟き、すぐにステージのスクリーンが白く発光する。
バンドが勢いよく音を出し、スタンディングの客の拳がそろって宙を突く。

長渕が嬉しそうに客を見る。客にも嬉しそうな長渕が見えている。互いに表情や気迫を肌で感じながら、熱をぶつけあい、共鳴し、疾走していくのだ。

曲が終わるごとにコールが乱れ飛ぶのは、高揚する感情を抑えきれず、体の中から思いが溢れ出てしまうからだ。



弾き語りのコーナーで、長渕が爪弾く美しいアコギの音色が、コールをかき消した。
誰も知らない歌が、ホールに響き渡る。

♪ 君に会いたくて 富士へやってきた
さっきまでの雨がやみ 富士の国が見えたね
僕たちが夏に集まる場所は そう ここ富士の国
今 この歌を作ってるよ そう 君の顔を見ながら

なんと!!! 長渕は即興で歌を作っている。
タイトルはわからない、歌われている「言葉」がこれで正しいのかも自信はない。
確かなのは、ロゼシアターに集まってきた仲間のために、長渕はたった今、歌を作り上げているということだ。


♪ 富士で会おう 富士で会おう
君と僕の約束

「絶対行くぞ~!」「約束するよ~!!!」
会場のあちこちで、喜びの声が上がる。


人の心がシンクロすると、動きが起こるのだ。
一人の強烈な叫びが大勢の心を動かすし、大勢の燃え立つようなエネルギーが長渕に即興の歌を作らせてしまう。



そして始まった! ピーターとイチローがビートを刻み、「富士の国」が始まった。
霊峰富士に最も近いこのホールで、

長渕の歌に、いちだんと「思い」が乗って聴こえてくるのは、客の熱い反応のせいか。


国旗が生まれた 日本の頂(テッペン)に陽よ昇れ!
霊峰富士の国の頂に 俺たちは生まれてきたんだ
国旗がたなびく 日本の頂(テッペン)に陽よ昇れ!
霊峰富士の国の頂に 俺たちは生まれてきたんだ

合唱が起こり、拳が舞う。
力強く両腕を突き上げる高齢の女性もいた。
父親と一緒に懸命に拳を振り上げる男の子もいた。
初めて聴くはずのこの歌に、心を同化させていく。

長渕がステージから客を見つめ、歌が届いていく感触を瞬間を心に焼き付けている。

「ウォーウォーウォー、ウォーウォウォー、ウォーウォウォー、ウォウォウォー」

何度も何度も繰り返されるフレーズの大合唱を、しっかりと耳に捉える。



「富士の国」に続くのは、ラストソング。
長渕は、ラスが奏でるピアノのフレーズに乗せて、ついさっきまでみんなと大声で歌っていた「富士の国」のリフレインを静かに口ずさみ、囁くように語りかけた。

おい、やるぞ。
富士へ来たぞ。
生きてきたこの幾十年、みんなと一緒にこの夏、富士に辿り着くぞ。
10万人の人の束で、霊峰富士に、幸せになりたいって、叫ぼう。

叫ぼう!!!



この夏、富士の麓で、10万人の「思い」がシンクロする。

(文・藤本真)

2015年3月11日水曜日

3/10 新潟県民会館 LIVE REPORT




「8年ぶりの新潟
 外は吹雪だが、熱い炎で包んでやりましょう!」

リハーサルの締めに、長渕はスタッフに新潟公演への想いを伝えた。

ホールツアー2本目の会場は、新潟県民会館。
「ツヨシ! 」「ツヨシ! 」「ツヨシ! 」「ツヨシ! 」
オーディエンスの熱狂がハンパない。

会いたかったのだ、8年間待ちわびていたのだ
それは、”固い信頼”で結ばれたファンと長渕それぞれの想いだ。

オープニングからフルスロットルの演奏で
長渕と、バンドと、オーディエンスが一体になる。
8ビートのギターの刻みに心を委ね、身体が自然に動き出す
コンダクター・長渕のマジックにかかれば、声が出る。さらに声が出る!「これでもか」と声が出る!!
オープニングから息継ぎも忘れそうだ
叫び、歌い、ありったけの叫び声で、心を解放した時。。。

一瞬の間にステージは闇に変わり
「はっ」と、息をのむ。
美しいバラードの音色で心が鷲掴みにされる。

ありったけの愛情を込めて歌われる至極のバラード
ギターの一音一音は美しく、メロディーに寄り添う照明は現実を忘れさせてくれる。
自然と両の手が合わさり、祈るような気持ちで歌に心を奪われる。
心を解放され、”幸せ” と”笑顔”を家に持ち帰る。それが、長渕剛のステージだ!

長渕剛はやさしく、温かい
愛し、怒り、叫び、励まし、全力で人を信じ、力を与える。

アンコールで新曲「富士の国」を披露する時、長渕は言った
「同じ時代に生きる仲間の連帯を見せつけてやろう!」

日本という船に乗り、同じ時代に生きる同胞。
愛すべき同胞のために長渕は立ち上がった。
新曲「富士の国」は、長渕が命を削って作り上げた讃歌だ。
「命がけで生きる」それぞれの魂に届ける讃歌だ。

「仲間」、「家族」、「友人」、「友情」、長渕は歌う、愛すべき全てのために
我々も全力で「富士の国」を歌い、木霊(こだま)してステージに返したい。

最後のオールナイトライブは8月22日。
長渕剛と同じ時代に生きた証言者になろう!
富士の大地を踏みしめ、生きた証を刻み付けてやろう!!

新潟は、吹雪いていた。
たたきつける「ひょう」は、さらに加速を増した。
まるで荒ぶる長渕剛の魂のように…

「ROAD TO FUJI」
伝説の序章は、始まった。

(文・EMI Records 服部 恒)